M57の映りの比較

空の条件、総露光量など諸条件が異なるので厳密な比較はできないが、
映り具合を見比べてみる。

20160831_0901_m57

(1)20cmF4ニュートン反射+デジカメ
BKP200/800OTA+MPCCMkIII D7000 ISO6400 15sec.x137frames ノートリミング
SXP赤道儀ノータッチガイド

 

20191004_05_m57_5sec_500frames

(2)25cmF10シュミカセ+CMOSカメラ
Meade25cmSCT_F10 ASI178MC 2x2bin. 5sec.x500frames ノートリミング
SXP赤道儀ノータッチガイド

 

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左は(1)、右は(2)の中心部の拡大。

差は一目瞭然。
M57の描写も、微光星の映りも(2)の圧勝。

 

 

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右は、ステラナビゲーターで表示したUSNO-A2.0の恒星。数字は、V等級(たぶん)。
16等級の星は確実に映っている。

Meade25cmSCT用トライバーティノフマスクの製作

恒星像を利用してピント合わせと光軸調整を合わせて行うバーティノフマスクを製作した。

材料は、ホームセンターで購入したPPシート。

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マスクパターンは、こちらのサイトに
http://svg2.mbsrv.net/astro/Tri-Bahtinov.html

次のパラメータを入力してプリントアウト。
実測値
鏡筒トップリング内径 283mm
副鏡遮蔽部外形     85mm

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簡単にはがせるようにスプレーのりではりつける。

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クラフト用のナイフで慎重に切り抜き、紙をはがす。

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切断面のギザギザをはさみでしごいて整える。
特に内側(スリット)部分は性能に影響するのでていねいに。

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鏡筒の先端にはめこみ、ぴったりはまるように微調整する。

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このマスクをかぶせた状態で明るい恒星の望遠鏡を向け、
筋の向き、明るさなどをがすべて中心に対して対象になるように調整する。
とりあえずベガを撮影したものがこれ。

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マスクなしで通常通り撮影したものが、こちら。

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Meade25cmSCTの接眼部用ファン

昼間暖められた鏡筒と夜間の外気温との差によって、
鏡筒内には気流が発生し、像の悪化させる。
これに対しては様々な対策が知られているが、
とりあえず手元のガラクタで道具を作ってみた。

Meade25cmSCTに乾燥剤

と同様に、本体には適当なタッパーを使った。
望遠鏡取り付け用の金具も同様である。
通気用にリングの内側はくり抜いておく。

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廃品のPCから取り出した冷却用ファンをタッパーに入れ、
ねじ止めする。
電源を12VのACアダプターからとれるように用のDCジャックもとりつけておく。

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接眼部にとりつけたところ。

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Meade25cmSCTに乾燥剤

鏡筒の内側の光学系にカビが生えると大変なので、対策を施した。

 

100均で適当なサイズのタッパーを買ってきた。
底面に金具をねじ止めした。
簡単に取り外しができ、他の道具との交換が楽なように、
Nikon Fマウントで共通化するため、
BR-3リングを使用した。
BR-3の片側は52mmのフィルターネジなので、
Kenkoのフィルター用アダプターリングを併用。
円形ではなく、2方向が欠けているのは廃品利用のため。
リングの内側には鏡筒内の空気が流れ込むように、
適当に穴をあけておいた。

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これまた100均で調達した、防湿・防カビとうたっている乾燥剤を入れてふたをする。

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鏡筒に取り付けたところ。
効果を検証するため、湿度・温度センサーを組み込む予定。

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裏の水銀灯がLEDに変わった

観測室の北側の街灯。
かつては大きな水銀灯だったが、
いつのまにかLEDに変わっていた。

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簡易グレーティングをスマホのレンズにあててスペクトルを撮影してみた。
中央に丸く映っているのが新しい街灯。
その下に伸びている2本のスペクトル(虹)を見ると、
水銀灯とは異なり、輝線がないことがわかる。

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比較のため、別の方向に見える公園の水銀灯のスペクトルも撮影した。画面中央より上にある2つの白い輝点が水銀灯。下方に伸びるのがそのスペクトル。
滑らかにつながったものではなく、ところどころ明るい点が櫛団子のように並んでいるのがわかる。

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周囲の街灯のLED化はどれくらいすすんでいるのだろう?
南の方向の夜景を撮影してみると、水銀灯と半々くらいか?
過去に撮影した画像がないので比較ができないのが残念。

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スマホのケースにはいつもグレーティングを入れてある。
花火、ネオン街、ホームセンターの照明コーナーなど、いろいろなスペクトルを見るとなかなか面白い。

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